24.駒苫野球部と監督の教え
2006年8月23日の道庁前広場は大変なことになっていた。
夏の甲子園、二度の優勝に引き続き、今年も準優勝を成し遂げた
あの駒大苫小牧野球部の香田監督と選手たちが準優勝報告会にやってきたのである。
というわけで、昨日の帰宅はいつものさっぽろ駅方面道庁側を避けた。
経路変更南へ下れ!人の間をすすりぬけ、私は目指す大通である。
そして読みははずれず大ビンゴ!
次の日の朝のニュース映像を見て、びっくりんごにゴマ団子!
北海道のどこからこんなに人が湧いてくる!?
あまりの人の多さにおいらのお目めは真ん丸に2倍2倍!(←知っている方は、朝潮風に!)
(◎-◎;)すっ、すっ、すっごい人・・・。
これだけ道民のみんなに愛される駒苫野球部部員たちとそれを率いる香田監督はさすが。
素晴らしい努力とプレーの数々とつらい経験をばねにした彼らの強さ。
夏の甲子園全ての試合に、みんながもらった感動に加え、
試合後のさわやかな笑顔とそりゃ大爆笑さ!の記者会見。
野球を観ない層にもファンは増えたに違いない。
試合中も試合後の会見でも監督の選手に寄せる愛情がひしひしと伝わってきた。
これぞ名監督!駒苫野球部を育てた香田監督なのである!
選手を心から愛するからこそ、選手も監督の想いに心から応えることができるのだ。
選手よりも自分を愛する監督が多い今日この頃のスポーツ界。
名誉ばかりを重んじ、高いプライドを掲げ、成績ばかりにこだわるだけでは、選手の本来の力は引き出せない。
選手自身は自分のために、いつも少しでも活躍したいと願っているはずなのだ。
でも、ただそれではプロの中では通用しない。単なる技術だけのプレーは宙ぶらりんに空回り。
自分以上の何かのために、信じられる誰かのために、
何かができる選手でなければ偉業達成には至らないはずである。
これはきっとスポーツの世界ばかりじゃなくて、どんな世界にも共通するはず。
・・・そう!絵にも、音楽にも、何かをしたいと思う
全ての人の意思ある場所なら通用するに違いない。
ともすれば、スケッチはすぐに上手く描きたいという欲が出てしまう。
つまりそれは、自分のために描こうとしていることになるのだのぉ〜。
欲を捨て、描きたいものを愛して、心から楽しむスケッチを
何も意識せずにできる、無我の境地で描く絵描き。
そんな無我な絵描きに私はなりたい。
あらやだ・・・この「閉め」のフレーズって。
まるで「雨ニモマケズ」な宮澤賢治!?(笑)
真似から始まる芸術も芯極めれば己がモノなり!?なぁ〜んちゃって。( ̄▽ ̄;)あはっ・・・。
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