2. LANケーブルを手作り
私が作ったケーブル
LANケーブルは買うものだ。ケーブルを作る?そんなことありえない。
・・・はずだった。(||||▽ ̄)
最初から、講義の内容は理解できなくて当たり前ということを前提に
無線LAN構築講座なるものに出た。
仲間の講師陣&スタッフメンバーも今日は受講生として参加。
どうしてこんなことになったのか?そんなことは考えたってわからない。
なってしまったものはなってしまったんだから、とにかく良いことにしよう。
ただ、未だに私は根っからのメカ音痴であり、
数字、計算、機械、そのようなものを理解しようなどとたくらむことは鳥肌モノなのである。
しかし、あろうことか!?
この講座に出た一日は、朝から外が真っ暗になるまでずっと面白かったのである。
不思議でしょうがないのだが、メカ音痴、理系音痴のくせに本気でかなり面白かった。
人間の意識はここまで変わるものなのだ。
作ることは面白い。知らないことを学ぶということもまた面白い。
果たして講座の内容を理解できたかどうかと聴かれれば、それはかなり怪しいが、
とりあえず自分で作ったケーブルでパソコンはつながった。
自分で言うのも何だが、やっぱりこりゃすごい!こりゃ楽しい!感動すら覚えたくらいだ。
一番左は白とオレンジ、次がオレンジで、それから緑と白、次は青・・・。
「8本の線はよりを戻してしっかりならべ、絶対に順番を間違わないように。
手から外れて一本でもずれてしまったら、まるっきりつながりませんよ。」
ここで女性講師陣は「よりを戻すのって本当に難しいのよねぇ〜。」
「一度でうまくいったためしがないわね〜、人間と同じ。不可能よ。(笑)」と盛り上がる。
確かに確かに!ぷぷぷぷぷ。
最後に差込口を工具で思いっきり力を込めてとめたら出来上がり!
テスターに挿してチェックすると、全てのランプが赤く光った。ピコピコピコ。
おぉ〜っ!通ったぁ〜!
どうやら今年の一発成功、私はビギナーズラックをいただいたらしい。
一発で成功すると「こんなの簡単!」と一瞬血迷うが、それは大きな間違いである。
「次の機会にやると全くできなかったりするのよ〜。」と先輩講師のアドバイス。
なるほど、なるへそ、そういうことか。<br>
何も考えず、単純に教えられた通り、見たままをそのまま実行することが大切なのかしらん。
これはスケッチと一緒なのかもなぁ〜。
よし、とりあえず、「絵は数を描け!」「見たままを描け!」を素直に実行するとしよう。
こう考えると全ての教えというものには共通したものがあるのだろう。
教えてくれる人がいるというのはありがたい。心から感謝したいと思う。
難しく考えなければ、人間にとって不可能なことはないのかもしれない。
・・・ね、ナポレオンさん!
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