15. 歯医者さんチェンジ で 歯医者さん革命  〜 後編 〜

 
そこまではいいのだ。いいのである。予約したからには行くしかない。
覚悟を決めて、戦地へ赴・・・じゃなかった、歯医者へ向かう。
ついこの間までコンビニだった店舗が見事に生まれ変わった歯科医院。

北海道を代表するあのの名前がついているからには、○大系列の先生だ。
・・・と思っていたら違ったことが後日判明。東京出身の先生だった。はやとちり。(笑)
中学時代のの先生を思い出したのだが。
みんなと一緒に遊んでくれたあの先生こそ、○大歯学部出身だったっけ。
今は、その先生も苫小牧(西インター付近)で開業して歯医者さんをしているそうだ。

そんなことを考えつつ、初めて足を踏み入れたその空間は、今までの歯医者のイメージを一新した。
とりあえず、明るい。空気が軽い。さわやかだ。

受付のお姉さんは、とても優しい笑顔で、親切に対応してくれた。ここまでは文句なしでクリア!
でもやはり、名前を呼ばれ、椅子に座り、エプロンをつけられると固まる私。
先生が来て、口を開くときまでずぅ〜っと何とも言いがたい恐怖心にさいなまれたままだった。

ところがその若い先生は、とても優しく、小学生に示すような言葉で説明してくれた。
虫歯と言うのは・・・から始まって、虫歯の形成過程から虫歯の種類、歯の順番や歯茎の硬さ、
強いては、歯茎を調べたときの数値と診断方法にいたるまで、
丁寧に、素人にも簡単に理解できるように指導してくれた後、歯を見てくれるのだ。

先生の説明は、わかりやすかった上に、何よりとても楽しかった
もちろん設備は最新パソコン上で歯の状態から日時まで、全てがクリック1つで一目瞭然。
歯医者にいながらにして、好奇心が満たされ、わくわくし、もっともっと知りたい!とさえ思うほど。
今まで虫歯という何もわからない不安物質に対する恐怖心が、一気に払拭された。
どうしてできるのか、どう予防するか、治療方法等、わかってしまったらもうこっちのものだ。

わからなかったから怖かったのだ!
改めて、きっと私より若いであろう、この先生に教えてもらった気がする・・・。
わかってしまえば、何も怖いものなどあるはずがない
どうして死ぬのが怖いかと言えば、死んだ先、その後がどうなるのかわからないから不安に思うだけなのだ。

数回にわたる講義(!?)に始まり、歯茎自体の検査や歯を叩いての検査、
まるでCMのように真っ赤な着色剤を使った歯石汚れチェックに、歯磨きの指導まで。
もちろん、先生の詳しい説明と指導は30分では足りるはずもなく、数回の通院におよぶことになったが、
毎回その楽しい授業!?のたった30分などあっという間に過ぎていく。
いつの間にか・・・予約を入れて、次に歯医者に行く日は楽しみになっていた。(^^;) 

最後には、口内炎の治療にと最新のレーザー光線まであててもらった。
目を保護するためのウルトラマンさながらのメガネがこれまた面白すぎる。

あぁ〜、診療が終わってしまったなんてもったいない!
この歯医者さんにもっと早くに出会っていたら、間違いなく私は歯科医を目指していたことだろう。
ついこの間までの私にはありえないっ!心と意識に歯医者レボリューションが起こったか。

先生、お若いのに、あなたは本当に素晴らしい名医ぞよ。
これからも虫歯にはなるつもりは毛頭ないけれど、年に一度は検査に行って最新情報をゲットするはず?!

3月には、こちらの歯科医院に「トルファンのロバ」の原画が飾られる予定です。



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